恐怖の中にこそ、飛躍がある

この記事は4分で読めます

 

 

 

みつしろです。

 

今日は、”悩み”と”恐怖”について僕なりの

考えを書いて行きたいと思います。

 

というのも、

僕は毎日メルマガ読者さんから何件もお悩み相談

メールを貰っているわけですが、

 

そういったメールの文章から醸し出される雰囲気、

ニュアンスから、

 

そこにとある共通した”潜在的な意識”を感じる

からです。

 

 

それは、

 

 

”こんな小さいことで悩んでる自分が嫌だ”

”絶対的な自信を持ってストレスフリーでトレード

出来るようになりたい”

”悩みという苦しさから開放されたい”

”損切りできない自分はなんてダメな人間なんだろうか”

 

 

ざっくり言うとこういう印象が文章の節々に含まれて

いる気がします。

 

こういった雰囲気をより的確に言語化するというのは

なかなか難しいのですが、

 

より普段っぽい言葉で言うとすると、

何でしょうね、

 

「”悩んでる自分”を受け入れることができない」

「”悩む”というのはよくないことなんじゃないか」

 

こういったどこか自己否定的な空気を感じざるを得ないんです。

 

 

で、

 

 

若きウェルテルの悩み」で有名なドイツの文豪

ゲーテはこんなことを言っています。

 

「人間は、努力する限り悩む」と。

 

いいでしょうか。

悩んでいるということは、

もうその時点で何らかしらの努力をし、

前に進んでいるという証拠なんですね。

 

そもそも、

現状の自分に満足して、

何ら努力をしていない人間というのは、

 

基本的にはあまり悩みません。

「まあ今が楽しければいいか」

 

このように、

あくまでも、この瞬間の楽しさを追求し、

未来の理想の自分に思いを馳せるなんてことはしないし、

 

無理やりにでも今の自分を肯定しようとします。

「おれは今のままの(現状維持しいてる)自分でいいんだ!」って、

自分で自分を自己洗脳するんですね 苦笑

 

まあこれがオルテガが言うところの大衆の定義だったり

するわけですが。

 

で、

 

 

悩んでいるということは、

今の現状の自分よりも上に行きたいという思いの現れ

なわけですから、

 

そこは自分を褒めてあげていいんじゃないでしょうか?

そもそもそうやって自分の限界に挑戦している人のほうが

圧倒的に少ないわけですから。

 

ただ、

ことトレードのこととなると、

本当にたくさんの悩みが出てくるのは当然僕もよくわかります。

 

なかなか利が伸ばせなかったり、

エントリーしようと思っても躊躇して入れなかったり、

怖くなってすぐに損切りしちゃったり、

ダメだとわかっているのにナンピンしちゃったり、

 

日々自分の弱さと向き合い、

悩み、頭を抱えることももちろんあります。

 

でも、

それは自分自身と向き合っている証拠でもあります。

 

今の自分の限界値を上げるためには、

普段心地いいなと思えるところから勇気を出して抜け出さないと

いけません。

 

それが成長、進化するということなんだと思います。

その快適帯から抜けだそうとする時、

そこにはものすごい恐怖と苦痛が伴います。

 

苦しすぎて逃げたくなります。

僕ももちろんこれまで何回もそういう場面に

遭遇してきました 笑

 

「うわーきっついなー・・・ バックれたい」笑

 

でも、

怖くてもやるしかないんです。

 

「怖い」「苦しい」「逃げたい」「もう辞めたい」

 

そういった感情が出てきたら、

チャンスだと思ってください。

 

そういった感情から目を背けたらだめです。

ちゃんと向き合って、

そのプレッシャーに打ち勝たないといけません。

 

そこを乗り越えることができれば、

本当に今まで見たことのない世界が一気に開けて

きます。

 

これを飛躍と呼びます。

 

ここ大事なポイントなので聞いて欲しいのですが、

怖いと思ってることというのは、

実際にやってみた瞬間にそれはもう恐怖ではなくなる

ということです。

 

例えば、

富士急ハイランドのジェットコースター、

FUJIYAMAに乗るのが半端無く怖かったとしましょう。

 

これに乗ったらおれは間違いなくちびる自信があると。

 

でも、

いざ乗ってみたら案外いけちゃったりみたいなことが

あるんですね 笑

 

で、

たぶん2回目に乗るときは1回目ほどの恐怖は感じない

はずなんです。

 

実際そういう経験したことないですか?

 

 

だから、

怖い!と思うことをどんどんやっていたらいいんです 笑

やればやるほど自分が成長していくわけですから。

 

怖い!と思ってたとしても、

実際やってみたら大したことなかったなんてよくある

ことですから。

 

ガンガンいきましょう。

 

で、

怖い!でもやる!

 

この行動力を出すために必要になってくるスパイスが2つほど

あるんですが、

 

それが、

 

1.情熱

2.勇気

 

です。

 

なんかこう書くと、

何とも陳腐でありきたりに聞こえてしまうのは僕も嫌なんですが、

ちょっと他の表現方法が思いつかないもので・・・

すいません 笑

 

まず、

なんで情熱が必要かというと、

チャレンジする対象(ここではFX)にそもそも情熱が

なければ、

 

問題にぶち当たった時にそれを解決するための知恵

が絶対出てこないんですよ。

 

だって情熱がないわけですから、

そもそもどうしたら解決できるのか、

そこまで真剣になって考えたりしません。

 

情熱があるっていうことは、

寝ても覚めても夢の中でもトイレで大をしている時も、

そのことを考えてるという状態を指します。

 

それだけの執着がまずあるのかどうかが大事です。

 

松下電器の創業者、

松下幸之助さんはこんなことを言ってます。

 

なんとしても2階に上がりたい

という熱意があれば、ハシゴというものを考えつくんです。

ところが、ただなんとなく、

上がってみたいな

と思うぐらいでは、そこまでいかない。

 

どうしても、何としてでも上がりたい。

 自分の唯一の目的は2階に上がることだ

というくらいの熱意があった人が、ハシゴを

考えついたと思うのですね。」

 

つまり、

何としても2階に上がりたいという情熱があれば、

何とかしてそれを成すための知恵が湧くということ

です。

 

だから、

情熱というのは絶対に欠かせない要素なんです。

 

そして最後に勇気。

 

本当に恐怖に押しつぶされそうになった時、

そこで踏ん張って次の1歩を踏み出すのか、

 

恐怖を前にして後退してしまうのか。

 

ここの運命を分かつのは勇気です。

 

じゃどうやったらその勇気が出るのか、

ということですが、

 

それはもう自分自身の思いの強さ以外にありません。

 

ということで、

これからは悩んでいる自分を認識したら、

悩んでモヤモヤしている気持ちとか、

そういった要素、過程を100%とは言わないものの、

少しは楽しめる自分になれると、

 

成長スピードは飛躍的に上がることは間違いないです。

 

みつしろ

 

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    • MACHIDASHUNSUKE
    • 2012年 12月10日

    みつしろさんのブログを見ていると、FXのことだけではなく、生きるうえでの知恵、知識、思想が盛り沢山見受けられます。知識というものに計り知れない感情が有るのかな?と、思います。実は僕も同じです。いつも思っているんですが、知らないということはかなりヤバいことだと、それだけでなんか、論外のような気がしてます。きっと、みつしろさんも似たような感情があるのかな?と思います。だから、FXの中だけでなく、先人の知恵とか学問とか、他のあらゆる物の視点から物事を観察しようとしているのではないかと思います。きっと、みつしろさんの頭のなかにはすごい沢山の知識が詰まってると思います。僕はなにが、言いたいかと言うと、みつしろさんの知識、チョー欲しいてことです。ちょっと調子乗った言い方で申し訳ないんですけど、そうゆうふうに思ってます。なので、ブログチョー楽しみにしてます。チョー文失礼しました(笑)

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