お笑い芸人と相場の意外な共通点

この記事は4分で読めます

こんばんは。

 

みつしろです。

 

今日は、タイトル通り、最近気づいたお笑い芸人と相場の

意外な?、共通点を書こうかなと思います。

 

起業家のみんてぃあさんという方がいるのですが、その方

が、島田紳助さんのセミナーDVDを見て、こんな感想を

書かれてました。

 

以下引用開始====================================

 

紳助さん曰く。

 ヒットを生む為の公式は、

 

 才能×努力×時代

 

 であるというのです。

 彼は5段階評価をしているので、それに則って説明しますが、

 最後の『時代』というところがポイントです。

 

 

 つまりいくら才能があって、努力をして素晴らしいモノを作っても、

 最後は時代の審判が下る、という事です。

 

 

 永遠にヒットを飛ばし続ける為には、

 常に時代を意識して、

 自分が時代に合わせていかないといけないという事です。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 よくいる一発芸人。

 エンタの神様とかで大ブレイクしたのに一瞬で消えてしまったやつですね。

 ギター持って『残念!』って言ってた人とか。

 

 

 彼らが何故一瞬だけブレイクしたのかと言うと、

 才能×努力×時代

 の『時代』が偶然にも異常な数値を示してしまったからなのです。

 

 

 しかし彼らはそれを自分の才能や努力のお陰だと思ってしまいます。

 するとそのうち、時代が変わって彼らは忘れ去られていくのです。

 

 

 紳助さんは言いました。

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 努力を常に「5」にしろ!

 そして時代を読む事に意識を向けろ!

 もし才能があれば、お前らはブレイクする。

 だけどほとんどの奴は才能が無い。

 これは神が与えたものやからどうしようもない。

 

 だけど、もし今努力を常に「5」にする方法を身に付けたら、

 例え才能が無かったとして芸人をやめても、

 これから先色んな事に対して「5」の努力をかけれる。

 そしたら、いつか才能を発揮できる分野を見つけた時、

 必ず成功できる!!必ずや!!

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 …素敵やん?(紳助さんの真似。)

 

 

 と、素直に思ってしまいました。

 彼の言った事はお笑いだけに限らず、

 全てのビジネスにおいて当てはまる真理だと思います。

 

引用終了=======================================

僕はこれを読んだこと時、びびっときましたね。

基本的に、常にどうすれば相場で勝てるのかを日常生活の中の何気ない

出来事の中から探すようにしています。

意識的にやっているのかと言われると、うーん、どうなんでしょう。

けっこう無意識かもしれないですね。冷静になって考えてみると。

例えば、

スーパーに行くとするじゃないですか?

そこで、特別セールで普段198円の納豆が、100円で売ってると

しますよね。

そうすると、すぐに売れ切れてしまうわけです。

普段198円の納豆が100円。普通に考えてものすごい”お得”です

よね。

これは、消費者としては至極全うな感覚で、買い物をするという

消費者的観点から考えると、正解なわけです。

誰だって、いいものを安く手に入れたいという願望はもってます

からね。

でも”相場”という観点から考えると、これは基本的には間違い

なわけです。

特にトレンドフォローの場合。

トレンドフォローの絶対的原則は、

高くなったら買いにいく。安くなったら売りにいく。

これなんですよね。

もう少し突っ込んで言うと、高くなったら”買える”、安くなったら

”売れる”。

この表現の方が正確ですね。

普通の感覚を持った人が怖くて買いにいけない、売りにいけない

ところであえてエントリーしていくからこそ、優位性が存在する

わけです。

相場という世界では、常に大多数の大衆は間違っています。

だから、勝ちたいなら、せめて相場に参加する時だけは、頭を

180切り替えなければ勝てません。

相場の世界では、高いということは、高いなりの理由があります

し、逆に安いということは、理由があってそこまで売られている

わけです。

なので、当然普段の消費者的視点から相場に参入すると、

負けます。

見事なまでに負けます。

さてさて、話は島田紳助さんに戻りますが、

一発芸人が生まれる理由として、たまたま時代の流れにのった、

ということが挙げられてますよね。

で、それを自分の実力だと勘違いしてしまうと。

結果、消えていく。

まさに一発屋トレーダーとまったく同じ原理です。

これ、気づきましたか?

前も話しましたが、以前IPOの新規公開株式で、IT株銘柄に集中投資

する手法が流行ってました。

これで、けっこうな額を稼いだ人たちがいたわけです。

でも、これって本当に実力で稼げたのでしょうか?

いいえ、たまたまその時IT業界がバブルだっただけですよ。

つまり、時代がよかっただけ。

だから勝てた。

でも、それが永遠に続くと勘違いした人たちは、速攻で消えて

いったわけです。

FXだと、ポンド円なんかもそうですよね。

2008年当時、まだポンド円が200円台で推移していた時というのは、

今に比べて相場のボラティリティというのはめちゃくちゃ高かったん

ですよ。

ちなみにこの原理、わかりますか?

100円の株と、1000円の株、変動率が同じ10%だとしても、動く値幅

自体はまったく違いますよね。

100円の10%は10円、1000円の10%は100円。

で、当時のポンド円は、ブレイクアウトの1発目の波動を狙いにいく、

いわゆるレンジブレイクアウトという手法で稼いでいた人たちがいっぱい

いたんですね。

とりあえずブレイクした方向にエントリーすれば、勝てていた状況だった

わけです。

でも、今のポンド円を見ればわかりますが、すでに130円を切ってきて

いるわけです。

もう当時の手法は通用しにくくなっています。

 

ボラティリティが低いから当然です。レンジブレイクも騙しが増えます。

 

で、レンジブレイクで稼いでいた人たちは、自分の実力で勝てている

と過信し、ろくに勉強せず、勝てなくなってから事態の深刻さに気づい

たものの、

 

もう手遅れ、淘汰されていきました。

 

相場というのは、常に刻一刻と変化していきます。そしてその変化

というのは、僕らが思っている以上に早いです。

 

現代は超グローバル化社会ですから、当然というえば当然ですが。

 

そして、今回の記事で最も伝えたかったこと。

 

もう一度記事冒頭の引用を読み返してみてください。

 

この部分。

 

 

 永遠にヒットを飛ばし続ける為には、

 常に時代を意識して、

 自分が時代に合わせていかないといけないという事です。

そう、つまり、これを相場に置き換えると、

相場で勝ち続けるためには、常に相場環境を意識して、自分が

相場環境に合わせていかなければいけないということです。

ここ、超重要です。

これをどれだけ理解し、勝てている段階で次の一手を打てる

か。

生き残る人と消えていく人の違いはまさにここです。

ちなみに、当時ポンド円で勝てていた人たちが、ボラの低下で

勝ちにくくなった時、どうすればよかったのか。

答えは超簡単です。

ボラティリティが高い他の市場に乗り換える。

たったこれだけです。

これができていれば、すぐに復活できたわけです。

視野は常に広く持たなければいけません。

さて、長くなりましたが、とにかく常に勉強していくことが

やっぱり最終的に一番大事でしょうね。

頑張っていきましょう。

みつしろ

P.S 個人的に、島田紳助さんは、人間としては大嫌いです 笑

 

-----------------------------------------------


今なら電子書籍プレゼント
メールが届かない場合はこちらをお読みください
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. どこ​でもドアと量的緩和縮​小
  2. 2017年ブレイクスルーのカギは「耳すま」にあり
  3. これまでの内容を音声​でまとめてみた+企画​概要
  4. 完全に超えちゃってま​す
  5. なぜ「想像できないも​のは創造できない」の​か
  6. no image
    • ぴえこ
    • 2012年 9月25日

    この記事、最高です。
    最後のP.S.で、爆笑しました

    • stmrkym
    • 2012年 10月1日

    「トレンドフォローの絶対的原則は、高くなったら買いにいく。安くなったら売りにいく。」然りです。
    この原則って,(相対的に安値の相場環境という条件の中で)高くなったら買いに行く。(相対的に高値の相場環境という条件の中で)安くなったら売りに行く。」ということではないのですか?

  1. この記事へのトラックバックはありません。

管理人:みつしろ

プロフィール画像
トレードで世界と繋がろう

プロフィールはこちら

公式twitterはこちら

公式facebookはこちら

サイトマップはこちら

オススメの本一覧はこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
無料メール講座
-->