こんにちは。
今日はかなり簡潔に書きます。
現在ユーロドル、ユーロ円共にユーロがだいぶ売られています。
主な理由としては、
1月にECBが国債買い取りによる量的緩和を実施する
期待感からのユーロ売り、
そして25日のギリシャ選挙で急進左派連合が当選し、
結果的にギリシャはユーロ圏を抜けるのではないかという予想
この2つでユーロが先行して売られてます。
実際まだ量的緩和が実施されるのかどうかも、
その規模もわかっていませんし、
ギリシャがユーロ圏を抜けるかどうかも確定してませんが、
相場は噂で買って真実で売ると言われるように
「現実に何が起きたか」よりも
期待感や失望感で動くものだということですね。
で、
ECBの量的緩和ですが、
ひとまず1月22日のECB理事会で方向性が固まる予定です。
あとさっきも書いたようにギリシャ選挙は25日です。
この日程から考えると、
22日に量的緩和を決定するのは少し難しいかもしれません。
というのもギリシャ選挙の結果がまだ出てないからですね。
なので断定的なことは何もいえませんが、
もし22日量的緩和が決まれば(規模にもよりますが)
さらなるユーロ売りが起こる可能性があります。
ただし仮に量的緩和の方向性が決まらず延期になった場合
一時的にEUのデフレ進行懸念によるユーロ買いが起こる
ことも考えられます。
いずれにせよ1月22日~25日はユーロドル、ユーロ円
共に「乱高下」することも考えられるので、
一歩引いて冷静に相場と向き合うことをオススメいたします。
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