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相場の本質③ では、相場の一連の流れには、いくつか
の特徴的な状態が存在しますが、何だとおもいますか?
と質問を投げかけたところで終わりました。
今回はその、【特徴的な状態】を具体的に解説していき
ます。
これを知ることにより、無機質でランダムに動いている
ように見えていた相場が、実は一定の秩序に則って
形成されていることを理解できるはずです。
ではその【特徴的な状態】とは、何なのか。
まず一つ目が、
レンジ
です。
保合いともいいますね。
FXに挑戦したことがある方なら誰しもが一度は目にした
ことがあるはずです。
この”レンジ”ですが、
あなたはどこで発生するか考えたことはありますか?
レンジが発生するには、やはりそれなりの理由がある訳です。
単に目の前の現象をそのまま受動的に受け止めるのでは
なく、
常に”なぜ”ということを突き詰めていってください。
相場で利益を上げ続けたければ、考えることから逃げては
いけません。
相場で利益を出すということは、
常に、どうやったら勝てるかを考え続けていく旅路なのです。
話は”レンジ”に戻りますが、
基本的に、レンジが発生したら”チャンス”だと思ってください。
過去何年もレンジが続いた相場というのはあると思いますか?
また、見たことがありますか?
たぶんほぼないですし、見たこともないと思います。
特に、FXに限定して言えば、まずありません。
レンジというのは、いつかはブレイクアウトに変わります。
そして、レンジになっている期間が長ければ長いほど、
その後のエネルギーの爆発も大きくなります。
ここ、さらっと書いてますが非常に重要ですよ。
当たり前に聞こえることをどれだけ理解し、記憶し、実践に
活かせるかが大事ですからね。多くの人はそれを面倒くさ
がってやらないから勝てないんです。
それでは、”レンジ” はどこで発生するのか?
ここが問題ですね
これは、基本的には2つの場面しかありません。
たった2つです。
それは、
①トレンドの中段
②天井または大底
これだけです。
トレンドの中段でレンジになれば、その後のブレイク
アウトでは、トレンドが継続する可能性が非常に
高くなります。
逆に、レンジが天井で形成された場合、逆サイドに
ブレイクアウトが発生したらそれはトレンド転換に
なります。
基本的に、トレンドが形成された後の1回目のレンジ
では、その後のブレイクアウトも同じ方向に抜ける
可能性が高いと思ってください。
1回目のレンジ形成後、そのまま反転するケースという
のは実は少ないんです。
ここも超重要です。しっかりと覚えてほしいと思います。
チャート画像を見てみてください。
1回上昇した後、中段のレンジが形成されていることが
わかるかと思います。
そして、その後再度上にブレイクアウトしています。
とにかく、レンジが発生したら、中段か天井(底)どちらか
であると考えてください。
どのみちレンジが形成されれば、いずれどちらかにブレイク
するわけですから、そこには利益を取れるチャンスがある
んです。
2つ目の特徴は、次回、「相場の本質⑤」にてお伝えします。
次回記事の更新まで、これまで書いてきた、
「相場の本質①~④」までを読み返し、しっかりとインプット
していただければなーと思います。
では、次回乞うご期待!
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