バブ​ルは必ず崩壊する?

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こんにちは。みつしろです。


ここ最近レベルの高い返信がすごい多くて、
なんだかとても楽しい毎日です。

まあだからこそ、
お返事をなかなか全員には書けないのが申し訳ないのですが、


今後もオモシロイ返信お待ちしてます。


ちなみに、
前は、


「勉強になりました」
「実践してみます!」
「面白かったです」


的な感想が多かったのですが、
(これはこれで嬉しい)



最近は、


「今回の内容の○○が、○○と繋がり、
新しいアイデアが出てきました」


「メルマガの内容に興味を持って、
自分でいろいろと調べてみた結果こういう
ことが見えてきました」


「今回の内容は、私の分野に置き換えると、
○○にそのまま応用できますね。
早速試してみたいと思います」

 

「実践してみたら、こんな結果が出て、
実生活でもこういう変化がありました」


などなど、
メルマガ書いてるこっちが逆に勉強になる内容が多くて、
僕自身そういう返信を読んでさらに進化しちゃってる感じです。


どんどん新しい視点が増えていってますよ。
有難いですね。


こういう循環を今後も生み出していければ、
もっともっとオモシロイことになるなーなんて思ってます。


ちなみに、

 

名無しの上に一行だけ質問書いて終わり的なメールとか、
重箱の隅を突くようなネガティブバイアス入ってるメールは
不要でございます。



さて、本題です。

 

タイトルの通り、
バブルというのはいずれ必ずはじけると言われています。


で、
いざアメリカ、欧州の株式市場に目を向けてみると、
連日最高値更新してるわけですね。


これはもう完全にバブルが起きていると解釈していい
と思います。


ではこのバブルは一体いつはじけるのか?


・・・
これがわかれば苦労しません 笑


バブルがいつはじけるかまではちょっとわかりませんが、


今何が起きているのか、その構造を把握しておくだけで、
全く何も知らない、ただお祭り騒ぎに乗っかってる人に比べれば
遥かに速く動けることは事実です。


ということで、
最近の市場の動向をちょっと追ってみましょう。



8日に発表された10月度の米雇用統計ですが、
結果は20万4000人で市場予想を大きく上回りしました。

 

このニュースと関連してくるのが、
FRBの量的緩和縮小開始時期です。


というのも、
9月から先延ばしされている緩和縮小開始の鍵は、
経済指標の数字が改善されるかどうかだからですね。


なので、
巷では「量的緩和縮小時期が早まるんじゃないか?」と
騒がれているのですが、


アメリカの裏側を追っていくと、
物事はそう単純ではないことがわかってきます。

 

というか、
個人的に「経済指標の数字改善云々で量的緩和縮小開始します~」
とは言っているものの、


あれは建前なんじゃないかと個人的に感じてます。
あくまでも”個人的に”感じてるだけです 笑


さてさて、

まず大前提として、
QEとな何かということですが、


リーマンショックで問題になった住宅ローン担保証券という
名の紙クズ以下のジャンクを金融機関から買取り、


代わりに大量のマネーを市場に供給する政策です。

これに加えて、
FRB自ら米国債を大量購入し、
資金供給する施策も含まれます。


で、QEによって大量発行されたドルが、
今先進国の株式市場に流れ込み、連日最高値を更新する
事態になっているのです。

 

こういった事実を踏まえると、
QE縮小を開始することでアメリカにとっては
あまりよろしくない事態が2つ、発生します。



1.株式市場に与える影響


まず、今の歴史的株高を作っているのは、
全てではないにせよ、QEによってバラまかれたマネーの影響が
かなりでかいです。


ということは、
仮にQEの縮小が開始されれば、

 

株式市場から資金が引き上げられ、
価格が下がり、バブル崩壊のきっかけを作ってしまう
可能性はゼロではありません(リーマンショックの時みたいに)


アメリカ政府としては、
正直株式市場にそこまで重きは置いてないのですが、
(彼らが一番大事にしているのは債券市場)

 

株式市場が暴落することで、
消費者心理と実体経済に与えるインパクトを懸念しているんじゃないかと思います。


やっぱり株価が下がると、
「あれ、景気悪くなってるのかな?」って
思っちゃったりするじゃないですか。


なので、
そう考えると量的緩和縮小開始には慎重にならざる
を得ないんですねやっぱり。



2.米国債の購入


次に、


FRBはQE政策の一環として、
自ら大量の米国債を買い続けています。

このおかげで、
長期金利が低い水準に抑えられ、
世界的にも米国債の信用は一応保たれているのですが、


QE縮小を行うことで、
米国債の購入が激減してしまうことを彼らは懸念しています。


米国債の買い手がいなくなると、
長期金利が上がります。

 

これはどでかい財政赤字を抱えるアメリカにとっては
死活問題になってきます。


で、

今米国債の最大の買い手は基本的に日本と、
FRBしかいません。

つまり、
世界的には米国債の買い控えが起きているわけです。


南アフリカもドルと米国債の世界的信用が落ちていることから、
中国国債をリスクヘッジ目的で買い始めています。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV06001_W3A101C1000000/


買い控えの理由としては、
やっぱり債務上限問題と中東&シリア問題ですね。


この2つの出来事で、
アメリカはリーダーシップの欠如をわざわざ自ら露呈
させてしまいました。


こういった現状を見ていくと、
まだまだ量的緩和縮小を開始できる状態ではないような
気がしないでもないような 笑


今考えられる最有力のシナリオとしては、


債務上限問題やQE縮小開始時期のドタバタ劇を引き伸ばして、
アメリカが”意図的に”各国のアメリカ離れを扇動し、

QE縮小を開始した際のインパクトを軽減させる流れですね。


ということで、
結論としてはやっぱり量的緩和は当分続くんじゃないかとみてます



ただし、
これはこれで問題があります。

 

というのも、
QEを長引かせるほど、
市場に出回るマネーは積み上がっていくわけです。


そして、
いつかはQEの縮小を開始しなければいけない。

 

ただし、QEが長引けば長引くほど、
縮小・終了の際のインパクトはでかくなる。

ぶっちゃけかなり複雑な問題ですね。


このあたりの話は、
実際の流れを追いながら、
またメルマガで書いていきたいと思います。



PS

先日ちょろっと告知した僕の「ヤラかし事件」
ですが、文章ではなくあえて動画で語ってみましたw


まあそのほうが重みがあって、
反面教師にもなるだろうと思ったので。


良い子は真似してはいけません・・


動画を見る
↓ ↓ ↓

(15分くらいの長さです)


ちなみに今回の動画では、

 

僕がいっつも狙ってる
「ダマシからのトレンドフォロー」パターンを
初心者向けに改めてサクッとコンパクトに解説してますので、


復習がてらにどぞ。


あ、またまた音楽を入れてみました。

 


opではクリスマスを意識して、
途中からサスペンス映画的な雰囲気を出して
みました。


いやー最近動画作成が楽しくて・・
ハマってます。

今後は、いろいろな切り口、視点から相場を語る
短編小ネタ動画をどんどん作っていきたいと思ってるので、

楽しみにしててください。


PPS

最近書きたいネタがありすぎて、
どれから書こうかなーと悩んでるうちに1日が
終わる。


そんな生活になってます。

と、いうのはさすがに言い過ぎですが、
実際ガチでネタが浮かびすぎてウズウズしてます。


とりあえず直近で書こうと思ってるのは、


・漫画のキングダム読んでて思いついたネタ

・世界の果てまでイッテQ!イモト、マナスル登頂を見てて閃いたネタ

・「パワーバランスと振り幅の法則」を脳科学と仏教哲学的観点から語る
(苫米地さん的な雰囲気になることはありません)

・恋愛とトレードの原理を繋げちゃう的なオモシロネタ

・ひたすらQ&Aに解答していく的なもの

etc・・・


とまあこんな感じでネタがこれでもかってくらい
浮かんでますので、

 

新鮮なうちに一つずつ消化していきたいなと。

お楽しみに


PPPS


今日突然手紙が届きました。


なんだろうと思って開封して読んでみたところ、


メルマガ読者さんからでした。


内容は詳しくはお話できませんが、
とにかくポジティブな気持ちになるものでした。


いやー嬉しいですね。
ありがとうございました!

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