こんにちは。海沼です。
いきなりですけど、ここ最近国際情勢的に
かなり色々動いてますねー
つい先日アメリカがシリアを空爆したり、
アメリカと中国が裏で色々と衝突してたり、
いよいよアメリカが北朝鮮攻め込むんじゃないか?
みたいな流れになってたり、
日本では「共謀罪成立」に向けて大きく動いてたり
4月23日はフランスの大統領選が控えてたり・・・
正直懸念事項が多すぎて相場の空気もなんか重いというか、
「どう動くか予想つかないので動けません!」感がすごい
出てますよねー
ドル円は110円割って、今下に張り付いてますし、
フランス大統領選挙の行方が読めないので、ユーロも
弱含みですし、
日経225も下げてきてますね。
あ、金だけは上げてます(笑
とりあえず現状どの爆弾から爆発するかわからないので、
市場が過熱反応を示した後がチャンスです。
よって今は様子見が妥当ですね。
特に、懸念事項がネガティブな方向に転んだ場合、
ブレグジット同様、必ず相場の過剰反応が出るので、
それを逆手に取る逆張りマインドは常に持っておきたいところです。
正直、もし仮に朝鮮半島有事が起きたら
相場がどう反応するのか予測できません。
しかも、もしそんな流れになったら日本にも何かしら
影響があっても不思議ではないのに、円が買われる不思議(笑
やっぱり円の信認ってめちゃめちゃ高いんですかねー
あと、ここ最近円安に戻りづらい流れがありましたけど、
あれってFRBの影響けっこうでかくて、
イエレンさんが利上げしつつも同時にドルのマネタリーベース(資金供給)
増やすという細かい芸当をやってることもあり
ドル高円安に触れにくい状態になってますね。
なので、仮に今世界が抱えている地政学リスクを消化しても、
一気に円安に戻すかというと、ちょっとわかりません。
以前よりは円高方向にコンフォートゾーン作るんじゃないかと
とりあえず今は見てます。
もう一つビッグイベントはフランス大統領選挙です。
この選挙の行方でEUと、その通貨であるユーロの方向性
も決まってくるはずです。
もし、反EUのマリーヌルペンが政権を取り、
もし「万が一」フランスがEU抜けるとなったら、
まあかなり厳しい流れになりますよね。
ユーロどうなっちゃうんでしょうか。まあ対ドルで1は割る
のかなーとか思ってるのですが、どうなることやら。
そして、明日15日には北朝鮮が核実験をするんじゃないか
と言われていて、かなりの緊迫感が漂ってます。
相場も今日はほとんど動かないかと(たぶん)。
というか動けませんね(笑
で、今世の中では色々な「摩擦」が起きているわけですが、
そもそも今って時代の転換期で、
古いパラダイムから新しいパラダイムへ切り替わる過渡期なのです。
だから、当然古い勢力と新しい勢力の衝突が起きるし、
これまで表に出てこなかった問題が顕在化しやすいわけですね。
なので、色々と問題が起こることは決して悪いことではありません。
ボクは2月から「グランドセオリー」という、
相場やビジネス、人生など、それぞれが分離することなく、
すべてがよりよくなっていくための考え方、生き方、日常での
実践法を伝えていくオンライン講座をはじめたのですが、
参加者が数百名いて、今、変わるタイミングに来てる人が
本当に多いのです。
これまでの職場を辞めて、新しい一歩を踏み出したり、
禁煙を始めてみたり、
ビジネスでブレイクスルーを起こしたり、
もう一度トレードに再チャレンジしてみたり、
これから「人生変えていくぞ!」という人がたくさん出てきています。
ほんと、大きなエネルギーのうねりみたいなものを
感じていて個人的になとても嬉しいのですが、
ただ、人が変わるタイミングって、今の国際情勢みたいに
「摩擦」が生じます。
それが、人間関係や自分自身のトラブルとして現象化したりします。
そういう時、どうしても目の前の問題に気持ちが
引っ張られてしまい、動揺したり、諦めの気持ちが出てきたり、
一時的に絶望を感じやすくなってしまうものです。
ちなみにこんなこと書いてるボクも、あまり人には言ってない
のですが、ここ数ヶ月で色々と試練があって、
自分が今まで目を背けてきたこと、自分の悪い癖や習慣によって
蓄積してきた潜在的な問題が
一気に表面化して、けっこうドタバタしてまして(笑
まあようやく落ち着いた感じではあるのですが、
「前に進む!」と決めたら、必ず空気抵抗は起こるわけです。
相場も全く同じで、一度レンジが形成されると、
そこが強烈な重力場になって、価格はなかなかそこから
離れることができなくなります。
これを「コンフォートゾーン」と呼ぶのですが、
相場がそのゾーンからブレイクしようとしても、
強烈な摩擦と抵抗が生じてまたレンジ内に戻されてしまいます。
だから、レンジからブレイクするには、
起きる摩擦や抵抗を遥かに上回る爆発的なエネルギーが必要です。
摩擦や抵抗を突き破ると、
ようやくそこには雲ひとつない青空と太陽の光が
広がる世界になります。
まるでラピュタの竜の巣を抜けたように。
そして一番大事なのは、今自分が直面している問題、
執着していることから目を背けず、あえて向き合い、摩擦
を覚悟して乗り越えるからこそ
「新しい流れ」が自分のところにやってくるということです。
ボクも、ここ数ヶ月のドタバタを乗り越えたら、
急に新しい流れが来るようになって
ここ何年か他のトレーダーさんとの絡みとかなかったのですが、
最近超凄腕のトレーダーと出会いまして、
その人何気に以前ボクの講座参加してたり、
とにかく人間性が素晴らしくて、生き方も輝いていて、トレーダー
としての実力もズバ抜けていて、
そうやってまたもう一段一緒に成長していける仲間と
出会ったり、
これまでだったら絶対に縁なんかなかった業界の
コンサルやプロデュースをすることになったり、
(この辺はまた話せる時期が来たら話します!)
どう考えても自分ひとりの力では絶対作れない
流れがやってきています。
それはひとえに、まずは「よし、自分も変わろう!」と
腹を決めて、
その上で、目の前に現れた問題から目を背けず、向き合って、
未来を信じ切って、炎に飛び込むような感覚でぶつかっていくことで、
誰にでも新しい流れはやってくるものです。
逆に今自分が固執し、手に掴んでいるものを手放すことでしか、新しい
流れはやってきません。
だから今、何か問題に直面していたとしても、
それはこれから変わるサインなのであって、悲観したり、落ち込んだりせず、
「これから新しい流れが来る前兆だ!」と信じ切って
前向きにチャレンジしてもらいたいなーと思います。
そういう意味でも、今なんで国際情勢的にも色々と
問題が勃発してるのかというと、
世界は新しいパラダイムへ進みたいと思っているし、
皆、変わりたいと願っているからです。
そういう目に見えない流れがあるからこそ、
現実世界でこれまでスルーされてきた問題が顕在化するわけです。
「陰極まれば陽となる」という言葉通り、
世界はこれから良い方向へ変わっていくタイミングに入ってます。
だったら、個人レベルでもそこに歩調を合わせた方が
流れにも乗っかりやすいです。
で、一昨日、何気なく浅田真央さんの引退会見を見たのですが、
そこで彼女がこんなことを言ってました。
記者「もし生まれ変わったらまたスケートを選びますか?」
浅田真央「26歳までスケートをやって、すべてやりきって、
もう何も悔いはないので、もしもう一度人生があるなら、スケートの
道は選びません」
普通の感覚だったら、
「26歳までスケートやってて、大好きなんだし、また来世も
スケート選べばいいのに」と思いがちなのですが、
でも、彼女はスケートというひとつの道を徹底的に
突き詰めたからこそ、それを手放すことができたわけです。
たまに、中途半端にやってたら未練が残って、引退した後
「やっぱり復活します!」みたいな感じでグタグタになる
スポーツ選手もいますが、
それもそれでいいのでしょうが、でも「過去への執着」
というのは、次の流れに乗ることを妨害する最大の敵でもあります。
だから、何か物事にチャレンジする時は、
それをいずれ卒業するために、飽きるためにやると決めて、
全力で挑戦するのがオススメです。
そうやって一つを突き詰めていく中に「悟り」がありますし、
世の中の原理原則や本質というものが見えてきます。
で、さっきも言ったように、今世間では地政学的リスク
など臨場感を感じやすい問題が勃発してたり、
個人レベルでも、「よし!変わろう!」というタイミングで
色々と問題が起きて、
そういう時ってどうしてもその目先の問題に目が行きがちになり、
視野が狭くなってしまいやすくて
そんな時に限ってやってしまいがちなミスは、問題を一つ一つ個別に
解決していこうとすることです。
これやるとドツボにはまるのでやめましょう(笑
そういう時こそ意識すべきは「部分最適」よりも,
「全体最適」を優先することです。
一つ一つ問題を見つけていってもキリがないし、
自分の意識がどんどん下に引っ張られて熱量が下がって・・・
という悪循環にはまってしまいます。
そうではなく、「すべての問題の根源は一つ」だと
決めてしまうのです。
そして、実際に色々起こる問題って、
それぞれが別の形で出るので、違うものに見えがちですけど
でも突き詰めていくと、本質的にやるべきことって
ひとつだったりするんですよね。
例えば今トレードスキルの上達に取り組んでるとしましょう。
そうすると、例えば損切り出来ないとか、
ビビってエントリー出来ないとか、待てないとか、
そういう細かい問題にたくさんぶち当たるようになります。
と思いきや、家庭では奥さんとの間で色々起きたり、
子育てが上手くいかなくなったり、
職場の人間関係で問題が起きたりします。
でも、それって偶然起きてるわけじゃなくて、
大体は「ひとつの問題」が形を変えて、様々な場面で
現象化していることが多いのです。
例えば、トレードで損切りできない人は、
「何かに強く固執する癖を持っている」とも言えます。
だから、例えば職場や夫婦の人間関係で、
昔嫌なことをされたのをずーっと引きずって、
相手を許すことができなくて、
その執着が態度に出て自分が気付かぬところで
相手にプレッシャーを与えてたりとか
なかなかエントリーできない人は「完璧主義」の
傾向が強く、そういう場合今度は「自分を許す」ことが
できなくて、自己嫌悪しやすかったり
仮に自分自身を動かしているプログラムがあるとしたら、
誰しもがそのプログラムの中に「バグ」を持っているのです。
なので、トレードはトレード、仕事は仕事、家庭は家庭
みたいに切り分けて考えるのではなく、
すべての問題は自分の中にある「バグ」が起こしている
と捉えて、日常すべてが修行の場と決めて、
毎日を丁寧に、感覚を研ぎすませて生きるといいわけですね。
例えばエントリーを待てない人って
せっかちな人が多いのですが、
そういう人って人の話を途中で遮ったり、
信号が赤になるのに無理やりいこうとしたりします(笑
だから、そういう自分の根本的な改善点に気づいたら、
トレードの時だけでなく、普段から信号無視せず、余裕を
もって運転したり、
意識して人の話を聞くようにしたりすることで、
自分の持っているバグを修正していくのです。
そして、そのバグが修正されれば、プログラム自体が変化
するので、自分の行動全てが変わってくるのです。
これが「全体最適」という考え方です。
「一が変われば全が変わる」という言い方もできますね。
浅田真央さんはスケートの道をただひたすら突き詰めた
ことで何かを悟ったわけですが、
ボクらも、色々起こる問題の根源は一つという意識を持って
その根源、言い換えれば自分自身を形作っている雛形を良い方向へ変えていく
中で、悟りの境地へ近づいていきます。
元となる雛形が変われば、そこから生まれるものも変わるわけですから、
当然「目の前の現実も変わる」のです。
ということで、今ってどうしても目先のことに
意識を奪われやすいのですが、
そういう時こそ抽象度を上げて物事を捉えていきましょう!
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