こんにちは。みつしろこと海沼です。
ここ最近メルマガでも講座でも言っていることなのですが、
トレードでも、ビジネスでも、人間関係でもなんでも
それぞれを
「別々のもの」
「普段の日常とは切り離されたもの」
と見るのではなく、
「全てどこかで通じている」という意識で向き合うことが
逆に各々のジャンルでぶつかる壁を
「より早く」
「より気持ち良く」
「より自然に」
乗り越えていく上でとても大事になってきます。
そしてその時に、「自分にはできる」という
セルフイメージを持っているかどうかがとても大事になってきます。
ということで、
今回は一つ、日常でちょっと意識して使うだけで
セルフイメージがどんどん上がっていくマインドセットを、
ボクがここ最近
経験したちょっと面白い体験と、
相場の原理原則を絡めながらお伝えしていこうかなと思います!
で、いきなりですが、
先日11万くらいするソニーのウォークマンを買ったんですよ。
そもそも別に音響マニアでもないし、
ウォークマンに11万円の価値を感じる人間でもなかったわけです
にも関わらずネットでポチったわけです(笑
で、なんでそういう流れになったかというと、
人生をさらに良くし、加速させていくためには
結局自分の状態を良く保つのが一番早いよねという結論に行き着き
だから、睡眠の質を上げるとか、
食べるものに気を遣ったり、見立てを使って食べ方を変えたり、
妻や子供とももっとちゃんと向き合って家庭内でちゃんと
エネルギーが循環するようにしたり、
自分の気分が落ち込んだり、荒んだり、やる気が落ちたり、
悪い思考のループにはまらないことをかなり意識してたんですね。
で、ちょうどそんなタイミングで親しい知人から
「めっちゃいいウォークマンがあるらしいよ!」という
話を聞きまして。
良い音を出すウォークマンで音楽を聴くと、
心地よい音の振動が耳を通じて体全体に広がっていって、
雑念や心のノイズなどがスーッと静まっていくらしく、
「ウォークマン買って聞くだけで気持ちが整うなら
楽でいいじゃない~」とかるーい感じで思ったわけです。
で、
「おーそれ欲しい!いくら?」ってやっぱり値段
気になるから聞いたんですよ。
そしたら、
「一番高いモデルが30万で、一つ下が11万」と。
な・・・ な ん だ と!?
「ウォークマンが30万だとーーーー!」
と思わずベジータ並みの雄叫びをあげるところだったのですが、
正直自分の感覚では30万のウォークマン買うってよくわからなく
最初は買うかどうかかなり迷いつつも、
安い方の11万のやつをゲットすることに決めました。
「心のノイズが消えて思考がクリアになるなら
仕事ももっと捗るし、人に対してももっといい感じで接する
ことができるしなー、そう考えると11万って安いよなー」
自分をより良く変えていくための投資と思って
ボクとしてはかなり思い切って買ったわけです。
一番高いモデルが30万なわけですが、
ぶっちゃけその時は11万のウォークマンでもかなり
迷ったので、上位モデルは選択肢にありませんでした。
そう、この時はまだ・・・
で、それを後日その知人に話したら
「え?なんで一番高いやつじゃなくて、2番目の買ったの?」
と突っ込まれまして(笑
いやいやいや、ちょい待て、ちょい待て、と。
「11万でもかなり思い切って買ったんですけど!」
と内心思いながらも、
「11万のやつで十分かなーと思って」と返すと、
その知人がこんなことを言ったのです。
「11万の音が良かったら、尚更30万のほうが気になるでしょ?
あー11万のでこんなに音いいなら、30万のは一体どれくらい
ヤバいんだろう!やっぱり30万の上位モデル買えば良かった・・
って音楽聴くたびに思うわけで
それって癒されてるどころか、30万のウォークマンがずーっと
気になってる状態だから、逆に気持ち乱れるよ?」
と、かなり耳が痛いことをふつーに言われました(笑
「そうだよなーなんで11万の買っちゃったんだろ。
最初から30万の行っとけばよかったわー」
と、正直一瞬後悔したのですが、
すぐにマインドを切り替えて、ボクはとある行動に出ました。
その日家に帰ってから、
すぐに30万のウォークマンを買いなおしたのです。
もちろん11万のは返品してません。
11万のウォークマンは手元に残した上で、
あえて30万の最上位モデルを買いなおしました。
実はこの行動には意味があって、
日々の日常の中でセルフイメージを上げていくには、
今回のウォークマン事件のように、普通だったら「
とマイナスで終わるような出来事を
いかに「いやーよかった!」とプラスに再定義して終われるか?
にかかっているのです。
「あー失敗したなー」と思ってる時って、
要するに自分で「下向きのエネルギーの流れ」を作り出していて、
それが自分のセルフイメージを下げる方向に
働いてしまうのですが(流れがある方向に引っ張られる感じ)、
その下向きのエネルギーの流れをあえて最後に
上向きの流れに転換することで、
「一時的に下がったけど最後は上がって終わった」
という「解釈」を自分で作り出すことができるわけですね。
その繰り返しがセルフイメージをどんどん上げていきます。
有名な「ピークエンドの法則」でも、
「人が一番印象に残るのはピークとエンドだ」という
「ネーミングそのままの解説じゃん」と突っ込みたくなるような
ことが言われてるわけですが、
「終わり良ければ全て良し」と一緒で、
道中どれだけ下がっても、最後上げて終わればその部分だけが
切り取られ、あたかも「全体の印象」
例えば映画でも漫才でも、途中ちょっと中だるみがあっても、
最後めちゃめちゃ盛り上がって終われば、
見た人は「途中ちょっとあれだったけど面白かった!」
11万のウォークマンを買って後悔してそのまま終わるというのは
「30万のウォークマンがどれだけすごいのか
気になっているにもかかわらず11万の下位バージョンで妥協した
というセルフイメージを自分で自分に刷り込むのと同じです。
でも、あえて後悔した後に30万の上位モデルを買い直すことで、
「11万のウォークマンを買って一時的に
後悔したけど、それにめげず、最後に30万のウォークマンを
思い切って買い直すことができた自分」
という上向きのセルフイメージが作らるというわけです。
この原理は相場でもまったく一緒で、
例えばここ最近のドル円って108円つけたあと、
週明けにギャップアップしてからずっとアップトレンドですよね。
先週は113円タッチしましたし、結構勢いあります。
で、ようやく木曜か金曜かちょっと忘れましたけど、
押し目らしい押し目が入りました。
これまで上げていたものが一旦下がったわけですが、
実はここが大きな分岐点になっていて、
一旦下がってからもう一度高値を超えに行くのか?
それとも一旦下がって、そのままズルズルと落ちて行くのか?
では、印象が180度変わりますよね。
押し目作った後、高値をチャレンジせず下げていけば
「あーあんまりパワーないなーやっぱり弱いなー」
という印象で終わるし、
逆に、一旦下がって押し目つけた後、そこからググッと
上がって新値更新すれば、
「一旦下がったけど上がってきたってことはかなり強いかも!」
印象に変わるわけです。
ここで大事なのは、上げっぱなしの状態よりも、
「あえて一度下がった後、もう一度上がる」パターン
で、この流れが一番爆発的なエネルギーを生み出すのです。
それはもちろんセルフイメージに与える影響という
意味でもそうだし、
実際のチャートでも、一旦落ちて、
「あれ?このまま下がっちゃうのかな?」という不安定な
局面でもう一度上昇の流れができると、
一旦落ちた値幅の最低2倍くらいは反対方向にブレイクするわけで
実際このパターンってかなり出現頻度高いのですが、
特にトレンド転換の時に出ることが多いですかねー
ちなみにボクはこれを「倍返しパターン」と勝手に読んでます。
これ4月末の画像なので今もっと上がってますが、
とりあえず倍の値幅出たところで一旦揉んでますよね。
さて、ここからが一番大事な話になってきます。
まず覚えておいてほしいのは、
落ち込んだり、後悔したり、気分が下がったり、
イライラしたり、ムカついたりとか・・・
そうやって一時的に下がることは決して悪いことでない
ということです。
だから、
むしろ、その落ちてる自分を「これが本当の自分なんだ」
ほうがいいし、実際問題それは本当の自分ではないのです。
例えば相場も「上げ」と「下げ」がありますが、
上がってるからいい、下がってるから悪いってそもそも
ないじゃないですか。
株式だったら多少そういうバイアスかかることもありますけど、
でも、上昇も下降も両方とも「エネルギー」である
ことに変わりはなくて、
そのエネルギーがどっちを向いてるか?っていう話なだけです。
つまり重要なのは、
「エネルギー」+「方向性(ベクトル)」です。
落ち込むとか、後悔するとか、怒りとか、
そういうのってどうしても「ネガティブで良くないもの」
というフィルター、
(ま、言い換えれば社会の洗脳とも言えますが)
が働きやすいのですが、
人が胸で感じてる感情も「エネルギー」なのです。
そして、大事なのはそのエネルギーを下か、上か?
どっちに方向づけるのかということです。
倍返しのチャートパターンも、
一旦下げたエネルギーがそのまま上昇のエネルギーに
転換されるからこそ、逆向きに同じ値幅ブレイクするのと同じで、
嫌なことや辛いこと、後悔すること、何か問題にぶつかって
頭を抱えそうになった時、
「そこからどうやってプラスに持っていって終わるか?」
という視点を持つだけで、下方向のエネルギーを逆噴射的に
利用して一気にジャンプできるのです。
「一旦しゃがんで高く飛ぶ」のと同じです。
結局セルフイメージを上げるためには、
問題を見て見ぬ振りするとか、自分の感情を押し殺したり、
本音をしまいこんで
波風立たないように生きるのではなく
逆に「問題やトラブルカモーン!」くらいオープンに、
気持ちよく思いっきりぶつかっていきつつも、
いざ何か壁にぶつかったなら、
「さてこっからどうする?どうやってプラスで終わる?」という
視点で向き合っていくことが何よりも大事です。
これができれば、
「問題が起きたらどうしよう」
「うまくいかなかったらどうしよう」
みたいな「まだ起きてもない不安」
(無駄なエネルギーの消費を防げる)
むしろ何か問題やトラブルが起きたり、自分が落ち込む
ようなことがあったら、
それは「セルフイメージ上げるチャンス!」
と思えるようになるので、
自分の心と体を縛る「鎖」がどんどんほどけていって、
前向きにチャレンジし、どんどん成長していける流れに乗れる
ようになるのです。
そしてそういう流れに乗るからこそ結果的に
セルフイメージも引き上げられていきます。
人ってセルフイメージ下がるようなことが起こると、
「あーなんで自分はこんなダメなんだろう」
「どうせ自分にはできないんだ」
「こんな目に会うのは自分くらいだろうな」
と、どんどん自分で自分を下げていくループにはまっていきます。
そういう時こそ、「フィルターの逆転」を意識してみてください。
普通だったらほとんどの人が「マイナス」で終わる出来事を、
いかに「プラス」に解釈するか。
ウォークマンの話で言えば、
普通だったら「なんで最初から一番高いの買わなかったんだろう・
って後悔して終わるところを、
「一度11万の買って体感したからこそ、
30万のウォークマンの価値が理解できたラッキー!」
みたいな感じです。
とにかく、「転んでもただは起きない」精神で、
下げのエネルギーをいかに上昇の勢いへと転換するか?を
日々意識しながら生きるだけで、日常で得られる気づきや経験値は
圧倒的に変わってきます。
そして、これやってると周りから自然と、
「この人は世界をユニークな視点で見てる人なんだ、面白い!」
と思われるので、どんどん評価が上がっていきます。
そして、周りからそう思われるほど、
さらに自分のセルフイメージも上がっていくのです。
暦(こよみ)って、己読み(己を読む)とも読むんですが、
要は昔の人って、「今の自分の現在地」を周りの星々との
関係性を通じて導き出してたんですよね。
「あ、今北極星が正面にあるから自分の現在地はここだ!」
夜空に輝く月が美しいのも、
それは太陽が照らしてくれているからです。
だから、「自分」という存在も、
周りとの関係性によって輝くかどうか決まるわけで、
周りから「面白い存在」
そしてそもそも論、セルフイメージを高めていく
ことがなぜ重要なのかというと、
人は「結果」を出すから「自信」を得るわけではないからです。
逆なのです。
「自信」が先にあるから、後から「結果」がついてくるのです。
ではその「自信」とは何かというと、
簡単に言ったら、目に見えない世界にストックされている
エネルギー量のことを言います。
つまり、日常の中でセルフイメージを上げていくというのは、
そのエネルギーを充電し、高めていくことなんですね。
で、そのエネルギー量が一定ラインを超えると、
人は自然と「やってみよう」「チャレンジしてみよう」と
思って前に進むことができるようになるし、
結果的に何かしらの成果を出したりするのです。
ということで是非
マイナス→転換→プラス
のフィルターを日常の中で鍛えてセルフイメージガンガン
上げていきましょう!
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