コツコツドカンへの処方箋① では、
”あること”に気が付いたら、深い損切りがでなくなり、勝率、
利益率共に飛躍的によくなったこと、
また、コツコツドカンになりやすいトレードスタイル、そして、
多くの人がやってしまう誤った損切りへの対処法を次回
書きます、というところで終わりました。
では早速行きましょう。
まず、その”あること”ですが、僕のブログを読んでくれている
とても勉強熱心な読者の方に当てられてしまいました 笑
ということで、先にコツコツドカンになりやすいトレードスタイル、
損切りの誤った対処法を話していきますね。
・コツコツドカンになりやすいトレードスタイル
これは、やっぱり逆張りにつきます。逆張りは、勝率は高い
ですが、取れる値幅に比べてどうしても損切りの幅が広く
なってしまいがちです。
こればっかりはしょうがないです。そういうスタイルですから。
さらに、逆張りで入る局面というのは、突破されるとブレイク
アウトになる場面が多いというのも、損切りが深くなってし
まう大きな要因の一つと言えます。
逆にトレンドフォローの場合、勝率は落ちますが、取れる
値幅に比べて損切りは比較的近くなります。
ただ、相場の7割はレンジですから、そうそうポンポンとトレンド
は出ません。
だから小さい損失が積み重なり、精神的に辛いと言えます。
ただ、1回の勝ちで挽回できますから、最後には報われると
言えます。
要約すると、
逆張りは、コツンコツンと勝って、ドカンと負けやすい、逆に
順張りは、コツンコツンと負けて、ドカンと勝ちやすい、
でしょうか。
これはあくまでも一般論なので、人によっては様々な工夫を加
えていることにより、当てはまらないケースもあると思います。
では、逆張りにしても順張りにしても、どうやったら勝率を
ある程度保ったまま、浅い損切り幅でさらに利益率も上げる
というわがままなことができるのでしょうか?
この答えはまた後ほどにでも。
・誤った損切りへの対処法
これ、けっこう多くの人がやってしまう間違いです。これをやる
と、トータルで勝つことは非常に難しくなります。
では一体それは何かというと、
”損切り幅を固定してしまう”
これです。
これは、完全に自分の都合で、相場のことをまったく考えてない
やり方と言えます。
例えば、5pipsとか10pipsとか、損切りを固定しまうわけですね。
これでは到底勝てませんよ。
相場のボラティリティが、たまたま固定の損切り幅と合致
している時はいいですよ。
それで勝てる時期というのはあると思います。
でも、ボラティリティがちょっと上がっただけで、バンバン損切り
にヒットするようになります。
でも本人は原因がわかりません。なぜ?なぜ?と思っている
間に小さい損失が積み重なり、結局取った利益を吐き出して
しまいます。
もう一度言いますが、固定の損切り幅ですべてに対処する
のは無理です。
その時の相場状況によって、当然損切り幅も変わってくるわけ
ですから、当たり前といえば当たり前の話です。
相場というのは、本当にたくさんの人が、いろいろな思惑を
もって参入してきます。
だから、自分が思い描いた通りの動きをするなんていうのは
稀です。
そのため、損切りはエントリーポイントからある程度遊びを
持たせなきゃいけません。
これを間違うと、本来勝てるはずだったトレードが負けで
終わったりして、悪循環に陥ってしまうわけです。
損切りは、必ず理由のある場所に設定してください。これが
大前提です。
そこを切ってきたらトレンド転換になる可能性があるとか、
そこを突破したらトレンドが出る可能性があるポイントです。
逆に言うと、そういうポイントを突破するまでは、みやみに
損切りはするべきではない、ともいえますよね。
自分の予想とか、なんとなくとか、怖くなったとか、そういう
理由でする損切りは、大抵間違ってます。
そして損切りした後に思惑の方向にいくというのは実は
よくある話です。
長くなってしまったので、記事冒頭で書いた、コツコツドカン
を克服するための、
”とある気付き”
に関してはパート③にて。
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