みつしろです。
いきなりですが、
AKB48って知ってますか?
いわゆる48人メンバーが在籍しているアイドルグループです。
というのは間違いらしく、
実は在籍メンバーは100人越えてるそうです 笑
微妙にネーミングが実体を伴っていないわけですが、
その辺は触れないでおきましょう。
ちなみに、
篠田麻里子、前田敦子あたりがどうも有名らしいですね。
毎年総選挙なるものをやったり、
出す曲は毎回オリコン入りしたり、
とにかく一部の層から絶大な支持を得ていることで有名です。
Wikiによると、
彼女らが初めてAKB48として講演を行ったのが2005年、
そこからかれこれもう8年も活動を続けているわけですね。
そう考えると純粋にすごいなーと思いませんか?
ちなみに、
AKB48の比較対象としてよく出されるのが、
90年代に一世を風靡した「モーニング娘。」なんですが、
彼女らの全盛期は間違いなく90年代でした。
安倍なつみ、
後藤真希、
保田圭
中澤裕子
ミニモニ。の二人(名前忘れました 笑)
などなど、
初期メンバーが活躍していたころが、
最も輝いていたような気がします。
正直2000年代に入ってからは、
藤本美貴などのメンバーががんばって盛り上げようとしたものの、
下火感が漂い始めちゃったような・・(別にファンではないですよ 笑)
これはあくまでも僕の個人的な考察なので、
誹謗中傷しているわけじゃないですよ。念のため。
で、ここからが本題だったりするんですが、
AKB48はもうすでに8年間も特定の層から支持され続けているのに、
なぜモーニング娘。は急速に廃れていっちゃったんでしょう?
ここが重要です。
まあ要は端的に言ってしまえば、
AKB48は生き残ることに成功し、
モーニング娘。は生き残りに失敗したということです。
両グループには一見そこまで大きな違いがないように見えますが、
実はメンバーの年齢や容姿(これはちょっと関係あるかも)という要素よりも、
プロモーションの戦略自体に秘密があるわけです。
で、
AKB48が今なお指示され続けている理由ですが、
それは、常にグループ自体が“変化”“進化”を前提としているからです。
例えば、
毎年総選挙をやってファン投票によってNo.1を決定するわけですが、
毎回1位になるメンバーが違います。
ちなみにこれまで1位になったメンバーは、
前田敦子、
指原莉乃
・・・・・・・
すいませんあんまり知らないのでもう出てこないんですが、
とりあえず大体毎回1位になるメンバーが入れ替わるのです。
これは秋元さんが意図的にやっているのかどうかはちょっとわからないですが、
このように常に主要メンバーが選挙や卒業で入れ替わっているということが、
支持され続ける大きな要素であると思っています。
常にメンバーが入れ替わるから、
応援しているほうも“飽きが来にくい”わけですね。
どんなに大好きなアイドルグループでも、
ずーーーっと何年も同じメンバーを応援し続ける人っていうのは割合としては
少ないのかなと。
極めて狂信的なファンなら別ですが、
ちょっと好き~くらいのファンなら、
たぶんどこかで飽きるんじゃないかと。
だから逆に、
常にメンバーが入れ替わるAKB48は支持されやすいと言えるわけですね。
逆にモーニング娘。の場合、
比較的長い期間ずーっと同じメンバーで固定されていたので、
やっぱりどうしてもマンネリ感が出てきます。
「あーまたモーニング娘。か~なんか飽きた~」ってやっぱりなりますよ。
全く新陳代謝を起こさないわけですから。
これは誰かが言っていた話なんですが、
誰だったかな?確か和佐さんか元京大生のみんてぃあさんだったと思うんですが、
人は基本的に完成されたものには興味を示さないのだと。
確かにそういう側面はあると思います。
映画なんかも、終わるまではすごいワクワク感が持続しますけど、
エンディング迎えた瞬間微妙に冷めたりとか。
漫画や連続系の海外ドラマにしても、
毎回毎回次に何が起こるのか気になるから観たい!と思うわけです。
次はどんな敵が出てくるんだろう、どういう展開になるんだろうって。
でも、物語が完結してしまえば、
もうそこで終わりです。
それ以上先はないわけですからね。
そうなると、
それまで抱いていた興味性というのはある程度薄れてしまうのは
しょうがないことですよね?
で、なんでAKB48が支持され続けている理由を長々と書いてるかというとですね、
別に僕が彼女ら大好き!とかそういうことではなく、
トレーダーもAKB48のように進化、変化し続けるべきだということを伝えたかったからなんです 笑
よく相場の参加者の9割が負けているみたいな話を聞きますが、
そもそもよく考えてみてください。
知識もスキルもない。
ただ簡単に稼げそうだからやってみましたみたいな人が鴨鍋にされて
食われるのは普通に考えれば当たり前の話です。
手法も固まってない、リスク管理もできない、マクロ、ミクロ経済の知識も皆無、
そんな人が勝ち続けられるわけはないのです。
にもかかわらず自分はいける!みたいに思っちゃう若干イタい方がかなりの割合
いるのですが、
それは一旦置いといて、
ある程度基礎的なスキル、知識があって、
一定期間勝ち続けられる人でも消えていく可能性は十分あります。
僕はこれまでそういう人をたくさん見てきました。
よく勝てない人を負け組(笑)、
勝ってる人を勝ち組(笑)というように分類する人がいますが、
そんな二元論で語れるほど浅くはないわけです。
勝てるようになった後も、
常に前を向いて進んでいかないと退場になるわけですから。
相場、市場にはリズム(サイクル)があって、
すごい動いていて、取りやすい時がある反面、
逆にボラも低い、方向性も出にくくてめちゃめちゃやりにくい時期もあります。
でも、相場がすごいよくて、
利益が出てる時は、
その状態がずっと続くような錯覚に陥りやすくなってしまいます。
人間とはそういう風に思考するようにできているともいえるわけですね。
で、相場が悪くなってきても、
過去の大勝ちした記憶、楽に勝てていた頃の記憶が残っているため、
なかなか頭を切り替えられないのです。
過去の成功体験にすがって、
おれはどんな相場でも勝てるんだー!なんてムキになって、
結局大損するか、
急に勝てなくなって消えていく人がかなりの割合実はいたりします。
そういう人たちに共通しているものは何か。
それはAKB48とモーニング娘。の違いでも説明しましたが、
“硬直化”してしまっているということです。
相場の状態なんか顧みずにずーっと同じ市場で、
同じ方法でトレードし続けようとするんですね。
ちょっと勝ち続けられるようになると、
すぐに安心して思考停止して、
おんなじことやり続ければいけるんじゃね?なんていうカンチガイをし始めます。
要は変化をしなくなるわけです。
そうやって一つの市場、銘柄、手法に固執しすぎて消えていった人がどれくらいいることか。
僕はそういうトレーダーをたくさん見てきたからこそ、日々危機感を持って取り組んでいるわけで、
そう考えると貴重な経験をさせてもらったなーなんて思ったり。
で、
ずーっと生き残っているトレーダーというのは、
グローバルなお金の流れ、反動、各国の経済政策を注意深く観察しながら、
常に勝負しやすい楽な市場を探して、そこに移動する工夫をしています。
また時には乗り物自体を替えてみたりとか。
つまり、マーケットセレクションに労力の8割くらいを割いていると言っても
過言ではありません。
僕の場合、
商品、為替、株価指数(先進国、新興国含め)など、
常にいろいろなマーケットを監視してます。
その中で、
その時に最も取りやすい市場でトレードをするようにしています。
基本的に相場の原理原則というものは、
どんな市場だろうが同じなのです。
でも、その特定の銘柄や市場の“癖だけ”で勝っちゃってる人は、
言い換えれば相場の理屈、原理で利益を出してるわけではないので、
市場を変えると簡単に負けたりします。
だからこそ、
これまでずーっと相場の原理原則を理解しようって訴えてきたのは、
そういう側面もあるからなんですね。余談ですが。
話を戻しますね。
ビジネスでもそうですが、
衰退産業で結果を出すのは、
どれほどすぐれた経営者でも一筋縄ではいかないでしょう。
でも、成長産業だったら、
仮に能力が並レベルでもかなり高い確率で結果を出すことが可能です。
そうやって、
常に“変化”と“進化”を前提として日々過ごしているので、
過去の栄光にすがることもないし、
すでに“死んだ”市場で勝ち目のない戦いをすることもありません。
勝てるようになった後も、
相場分析、自分のトレード分析、経済の勉強、環境認識など、
ちゃんとやってます。
だからこそ生き残れるんですね。
テクニカルとか手法なんて、
勝ち続けるトレード力という全体の中で占める割合なんて極々一部ですよ。
いくら職人レベルのスキルがあっても、
トレードする相場環境自体がダメになれば、
やっぱり生き残れないのです。
一時的に泡銭稼いでも意味ないですよ。
いかに長期的に利益を上げ続けていけるかという視点が最も大事だと僕は思いますね。
ということで、
AKB48的トレーダーを目指して長期的に生き残っていけるよう頑張っていきましょう!
というのが今回のメルマガのメッセージになります 笑
まあこれはトレードだけに限定される話じゃなくて、
価値ある有意義な人生を送っていく上でも欠かせない考え方だと僕は思っています。
人は停滞した瞬間から後退するわけですから。
とはいえ、
本来内発的なエネルギーで行動している人は、
“勝手に”行動するし、
“勝手に”進化していくものです。
なので、あまり心配しすぎることもないのかもしれません。
ということで、
今回は以上です!
ではでは
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