エントリーするのが怖いんです！

 

 

 

ブログなりメルマガをやっていると、
日々いろいろな相談を受ける機会があるのですが、
その中でもかなりの割合を占めるのが、

 

 

「ポジションを取るのが怖い」という悩みです。

 

 

当然ながら、
FXをいっちばん最初に始めた時からポジションを取るのが
怖い人というのはほとんどいないと思うわけで、

 

 

つまり、

最初はトレード楽しい⇒何かやらかす⇒エントリーが怖くなる

というようにエントリーが怖くなってしまう何らかしらの原因

があるということです。

 

 

ここでエントリーすべきだとわかってる！
でもエントリーできない。
勝てるイメージは全く沸かなくなってしまう。

 

 

これってけっこう深刻な問題だと僕は思っています。
まあ再起不能とまではいかないと思いますが、
でも上達速度は手が出なくなる分落ちると言えますね。

 

 

で、こういうことが起こる原因としてよくクローズアップ
されるのが”損切り”からくる精神的ダメージです。

 

 

例えばですが、
含み損のデカさにビビって損切りできなくて、
最終的に口座をふっ飛ばしたとか、

 

 

エントリーするところ全部損切りで、
もうトレード自体が嫌になっちゃうとか　笑

 

 

そもそも損切りポイントを決めてないとか。
そういう経験が積み重なって、

どこかでコップから水が溢れだすように臨界点を越えて、

エントリーが怖くなってしまう。

 

 

こういう話しってけっこう聞くと思うんです。

 

 

で、確かに損切りの失敗によって、
いわゆる”エントリー恐怖症”なるものが発病する
ことはあるのですが、

 

 

実はもう一つ原因があると僕は思っています。
で、こっちはあまり語られることがないなーと
感じてたので、今回書こうと思ったんですが、

 

 

それは何かというと、

 

 

”利食う場所を決めてない”

 

 

これです。

 

 

人間って、
生物学的に希望的観測をしやすい生き物であることは周知の事実ですが、
これがことトレードになると如実に表面化します。

 

 

なので、
利が乗った時に予めどこで脱出するか（利食いするか）を決めて
ないと、結局含み益を失うことになってしまいます。

 

 

一番嫌なパターンっていうのは、
例えばドル円で90円でロングしたとしましょう。
で、91円まで上った。
1円も利が乗ると、ここからさらにいくんじゃないか？って
気になるのが人間です　笑

 

 

そうやって欲かいて、
結局エントリーポイントまで戻ってきちゃうんですが、
なまじ1円も利が乗ってたので、

 

 

ブレイクイーブンでポジションを落とせないんですね。

さっきまで1円も利が乗ってたのに〜！って、

その記憶が強く脳に刻まれてるからです。
で、最終的に89円まで引かされて結局投げるはめになる。

 

 

これはもうマジで最悪のパターンですよ。

 

 

こういうことを何回もやってるとどうなるかというと、
どんどん臆病になっていって、
最終的に手が出なくなっていきます。

 

 

「どうせエントリーしてもすぐ逆行するんだろうな・・・」とか、

「自分は誰かに監視されてる！」とか、

そうやってどんどんネガティブな思考に支配されていってしまいます。
正直ただ単純に損切りするよりも精神衛生上よろしくない
と言っていいかと。

 

 

こういう目に合うくらいなら、
91円で利食いして、
その後92円まで相場が行ってちょっと悔しい思い
するほうが1000倍マシです。

 

 

というか、
ほとんどの場合利食った後に伸びることのほうが圧倒的に
多いわけですから、
「それがふつーなんだ」って受け入れちゃったほうが楽ですよ。

 

 

こういう側面から考えても、
”事前にどこで出るかを決めておく”っていうのはめちゃめちゃ大事なことだって
ことがわかるかと思います。

 

 

ただ単純にそういうものであるって捉えるんじゃなく、
それを守らなかった時に起こる副作用を想像すれば、
普段よりも気を引き締めて相場に望めるだろうし

 

 

、
また利食った後に相場が伸びたとしても、

それを寛大な心で見守る余裕がちょっとずつ出てくる

はずです。

 

 

 

ということで、
改めてエントリー前にしっかりと出口を決める！
エントリー恐怖症の人はここから初めてみましょう。
焦らずゆっくりと感覚を戻していくことが大事ですよ！

 

 

 

-----------------------------------------------



メールが届かない場合はこちらをお読みください