ドル円、ついに100円越えてきましたね~
こういう動きを見ると、
改めて相場と実体経済っていうのは必ずしも
一致するものではないってことがよくわかりますね。
僕が尊敬するあのラリーウィリアムズが、
以前セミナーでこんなことを言ってました。
「明確で強いアップトレンドは、
世の中が悲嘆に暮れている時に始まる」と。
要は、
実体経済が上向く前に、
まずは金融市場が先に反応するということです。
今回も、
アベノミクスと異次元金融緩和による異常ともいえる期待感と、
インフレターゲット2%によって起こるであろうと思われている
デフレ脱却期待から、
円がバンバン売られてるわけです。
正直な話、
異次元緩和とかインフレターゲットが”そもそも”うまくいくかも
わからないのに、期待感でこれだけ相場が動くわけです。
正直個人的には、
昔よりも”値段をつける裏付け”が曖昧になってきてる気がしますね。
その理由の一つとして、
世界の諸問題が前例のない複雑を帯びているということ、
それによる先行き不透明感、
グローバル化によって情報、モノ、カネが国境を越えてぐるぐるとまわっているということ、
こういう要因によって、
みんなが何を基準に適正な値段を決めればいいのかが
わからなくなってきているということです。
だから、
これだけ期待感で過剰に相場が反応するわけですね。
この話については、
また詳しくしたいなーと思います。
で、
それは一旦置いといて、
僕は、
トレードで利益を上げ続けるためには、
2つの要素が必要だと思ってます。
それが、
1.マクロ的なアプローチ(環境認識、優位性の認識)
2.ミクロ的なアプローチ(テクニカル全般)
なわけですが、
いただく質問のメールなどを読んでると、
どうもほとんどの人が2に傾倒しすぎていて、
1.のマクロ的なアプローチがちゃんとできていないことが
わかってきました。
まあ一部の人にとっては今更かよ~って感じかもしれませんが、
改めてマクロとミクロ、
またそもそも優位性ってのは何なのかについて、
動画で撮影してみましたので、
参考にしてみてくださいませ。
何等かしら気付きは得られると思いますよ。
※この動画はメルマガで流したものですが、
ブログのほうでも紹介することにしました(超大事な話なのとめちゃめちゃ反響があったので)
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