こんにちは、みつしろです。
今日はFXで負けないための方法についてお話していこうと思います。
一口に負けないための方法、と言っても色々あると思いますが、今回は「トレード日記」についてお伝えしようと思います。
なんで負けない為の方法が日記なの?って思いますよね。
FXで勝てない人というのは、トレードのときに「負けパターン」を選びがちです。
この負けパターンというのは無意識に繰り返されるものなので、自分ではなかなか修正することができません。
なので、このトレード日記をつけることであなたの負けパターンを意識してもらうと、勝ちにつながる新しい選択肢を選び取ることができるようになります。
ではトレード日記の概要について、まずはこちらの動画をご覧ください。
目次
1.FXで負けない方法とは?
FXで負けない為にはまず、自分の負けパターンを意識することが重要です。
まず、この負けパターンについて、
①なぜ負けるのか
②どういうときに負けるのか
という二つの点からお話しましょう。
1-1.自分の負けパターンを意識する①「なぜ負けるのか」
そもそもなぜトレードで負けてしまうのでしょうか?
答えは選択肢の選び方にあります。
たとえば、相場がいきなり跳ね上がった状況だとしましょう。
勝てるトレーダーの場合は、
- なんかこれ強いな。乗っておきたいな(衝動)
- でもここで飛び乗るのは危ないな
- 過熱感が冷めるまで待とう
- 押し目を拾って流れに乗る
- 勝ち
という流れになります。
一方、勝てないトレーダーの場合は
- なんかこれ強いな。乗っておきたいな。(衝動)
- 反射的、衝動的に飛び乗る
- あれ、なんか違うな、でもいいやいっちゃえ
- やばい、含み損だな。ちょっとナンピンしよう
- 急に反落して含み損
- 負け
という流れになります。
両者を比べた場合、勝てないトレーダーは選択をミスっているという事になります。
ではなぜ誤った選択を取ってしまうのでしょうか?
それは、
- 過去から積み重ねられたセルフイメージ
- 執着
- 親からの影響
これらが選択に大きく影響しているからなのです。
例えば、トレードで毎回大事なところで失敗していると、「自分は大事なところで失敗する」というセルフイメージが植えつけられ、次のトレードもそのセルフイメージに従って行動してしまいます。
また、過去に学んだ知識や労力、お金に対して執着があると、なかなか新しい方法に変えられないものです。
そして、親から受けた影響(価値観や生き方)というのものは、無意識のうちにあなたの行動パターンに引き継がれていたりするものです。
このようにして過去に積み重ねてきた判断基準や価値観が、あなたのトレードに影響を与えているのです。
1-2.自分の負けパターンを意識する②「どういう時に負けるのか」
一言でいうならば、IQが下がった時です。
具体的にはあなたのエネルギーが下がって冷静でなくなった時の状態です。
たとえば、デモトレードの時はお金や時間に制限が無く、ストレスがかかりません。
要するに冷静でいられるのでIQは下がりません。
しかし、本番環境ではそうはいきません。
緊張状態で選択を迫られ、焦りや力みで冷静さを失います。
そういう時はIQが下がり、無意識に過去のパターンを採用するのです。
つまり、勝てないトレーダーは、本番環境で焦ると、無意識に同じ負けパターンを繰り返すことになるのです。
2.FXで負けない為のトレード日記の実践方法とは
では、どのようにトレード日記を使って負けパターンを克服するのか、について解説していきましょう。
トレード日記は、
①トレードの負けパターンを記録する
②負けパターンになりそうな時の行動を決める
次の二つの流れで行っていきます。
2-1.①トレードの負けパターンを記録する
まずは、自分の負けパターンや、負ける流れになるきっかけ(トリガー)を記録していきましょう。
例えば
「3回連続で勝つと調子に乗り、次のトレードが適当になって負けた」
「損切りになったあとムキになり、ロットを上げてトレード回数が増えてしまった」
「利益が出た時点で終わればよかったのに、欲が出て無目的にトレードして負けた」
など、その日のトレード終了後に負けパターンを冷静に振り返り、記録します。
こうやって文字化することで、自分のクセ(負けパターン)を客観視するのです。
この時、どれが大きなダメージにつながっているか、ランキングを取るようにつけるのがコツです。
この洗い出し作業をするだけでトレードが上達する人がいるくらい、記録をつけるというのは重要なことです。
2-2.②負けパターンになりそうな時の行動を決める
自分の負けパターンやきっかけ(トリガー)が分かってきたら、次回のトレードで、同じパターンが起こった時に取る新しい選択肢をあらかじめ決めておきましょう。
例えば「3連勝したら調子に乗ってしまう」というパターンに気が付いたのなら、「すぐにパソコンの電源を切る」「外に出かける」「子どもと遊ぶ」といった具合に、取るべき新しい行動を決めておくのです。
このように、「負けパターンが来たらこの行動をとる」という一連の流れを繰り返し自分に覚えこませ、新しい習慣として体にインストールしていきます。
ここでのポイントは、自分の状態や違和感に敏感になっておくことです。
「あれ、なんか変だな…」という言葉にできない違和感を感じたら、すぐに新しい行動を取るのです。
イメージとしては、「負けパターンが現象化する前に、執着の糸を断ち切る」という感じです。
このような流れでトレード日記を続けていくと、負けパターンが減り、新しい自分の反応パターンが増え、自然とトレードの結果も変わっていくでしょう。
3.FXでもう負けない!トレード日記の実践方法まとめ
いかがでしたでしょうか。
負けない為のトレード日記の使い方についてお伝えしてきました。
ここまでの話をざっとおさらいしてみます。
FXで負けないためには、自分の負けパターンを知り、新しい行動を選択する必要があります。
そこで、トレード日記をつけて改善していきましょう、ということでした。
具体的なトレード日記の使い方は
- 負けパターンを記録する
- 負けパターン発動しそうな時の行動を決める
まず、負けパターンを文字化することで自分の負けグセを意識できます
また、あらかじめ行動を決めておくことで、負けパターンがやってきた時に、いつもと違う行動の選択肢を取ることができます。
一連の流れをイメージすると
- 負けパターンを自覚
- 新しい習慣を決めてインストール
- 負けパターン減る
- 結果、勝ち増える
という感じです。
いかがでしたでしょうか?
これからFXで勝ちを増やしていく為に、是非トレード日記を活用してみてください。
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