こんにちは。
みつしろです。
読者さんからここ数日いただいた質問の中で、
共有したいものが3つありましたので、
順番に回答していきます。
質問をしていただいた方だけでなく、同じような
疑問を持たれている方もいるかと思いますので、
参考にしてみてください。
少々長くなりますが、ヒントになることが含まれて
いるかもしれませんので、時間ある時にでも読んで
みてください。
では、早速行きましょうか。
質問①
以下引用開始======================================
時間足しか表示されてないですが、
を把握した上でにエントリーしてるのです
一つの時間足だけでトレードしてる訳ではないのですよね?
忙しいと思いますが、ご回答願います。
引用終了==========================================
確かに最近のトレード記録解説やパターン紹介では、一つの
時間足しか表示していませんでした。
ただ、今までの記事で書いてきたとおり、僕は長い時間足の
環境が一番大切だと思っているので、当然大きい枠の流れ
は把握しています。
FXで勝つために最も大切な土台として、相場の環境の優位性
を見つけ出すことだと思っています。
これができれば、勝つことはさほど難しいことではありません。
環境の優位性とはどういうことかというと、
トレンドフォローをやるなら、まずはしっかりとトレンドが出ている
場面を見つけること。
逆張りをやるなら、レンジ、ノントレンドという環境を見つけること。
こういったことですね。
で、当然僕は常に日足などの大きい時間足の流れを見ていると
書きましたが、
とりあえず2012年4月26日時点での日足を見てみましょう。
見たら一発でわかると思いますが、今日足はサポートラインの
上に乗っかている状態です。
ただ、トレンドは出ていません。
高値が切り下がってきているものの、あくまでも”レンジ”です。
レンジで且つ、サポートラインで止められているので、上に上がる
可能性を秘めていると言えます。
最低でも直近の高値(レジスタンス)までは上昇余地があると
言えます。
これはあくまでも想定なので、絶対にそこまで上がるというもの
ではありません。
とにかく、”有利”である方向を見極めるだけで問題ないです。
話を戻しますが、日足がレンジ+サポートラインで止められている
+上昇余地がまだ若干ある、
という環境下にあるので、僕は買い目線で見ていました。
ここでもう一点重要なことですが、買い目線ではあるが、買い
しか絶対にやらないということではありません。
明確な売りシグナルが出た場合には、ショートでも入ります。
こればっかりは、その時の相場状況を加味した上で、状況に
応じた対応をしなければいけません。
こういった前提があった上での、
4月20日買いエントリー
これとか、
4月24日買いエントリー
これなわけです。
単純に、現時点では、”現時点”では買い有利ですよ~
というだけです。
ほんと、難しいことじゃないんですよ。
環境の優位性とかかっこいい言葉つかいましたけど、要は、
買いと売り、どっちでエントリーすれば有利か?
これがわかればいいわけです。
続いて質問②
以下引用開始=====================================
足の時間によってサポレジが変わると思うんですが、
わからなくなる場合があるんですが、
長い足(
での違いとか気を付ける点などありますか?
引用終了=========================================
長い時間足と短い時間足の違いからまずは行きましょう。
一つ、大きな違いがあります。
5分、15分などの短い時間足というのは、ダマシが多くなり
ます。
これは当然ですよね。 時間足が短いほど、短期的なノイズ
が発生するので、
変な動きをすることがけっこうあります。
サポレジを突破したと思ったら、またすぐ潜ってきたりするこ
とありますよね?
ああいう動きがいい例です。
なので、ある程度振り落とされる覚悟が必要です。
逆に、時間足が長くなればなるほど、ダマシは減ってきます。
エントリー回数を減らしてでも、長い時間足で精度の高いポイント
ではいるのか、ある程度ダマシで損切りが増えるのを覚悟で、
短い足だけ狙っていくのか、
長い時間足でサポレジを突破したのを確認してから短い時間足
でエントリーするのか。
もしくは全部やるのか。
これはその人によって合う、合わないがあるので、自分に適した
スタイルを見つけていく必要があります。
正確性を仮に取るのであれば、長い時間足と短い時間足のサポレジ
が合致したポイントが最も勝てる確率が高いので、そういったポイント
だけを狙うというのも立派な戦略だと思います。
後は、短い時間足と長い時間足の環境が合致したポイントに絞りこむ
のも有効ですね。
長い時間足がアップトレンド、短い足もアップトレンド、それなら当然
短い時間足のサポートラインも機能しやすい、と言えるわけです。
こうやって様々な要素を組み合わせることによって、制度の高いサポレジ
を見つけることが可能です。
ただポイントを絞り込めば、当然、トレード回数は減りますけどね。
最後に質問③
引用開始==============================================
1、高値切り下げラインを突破して買うときには陽線確定まで待って
エントリーですか?
2、例えば1でエントリーする時 買いなので エントリーをする
時間軸の足ではミドルバンドの上でないといけませんか?
3、水平線に引き付けて少し逆張り的にエントリーする時が見受け
られますが その場合はラインに引きつけてエントリーしますか?
それとも買いの場合だと陽線が確定したから買いエントリーとなり
ますか?うまく説明できませんが 最終的なエントリーポイントが
どうしても知りたかったものですからメールをさせて頂きました。
引用終了==============================================
まず①番から。
1、高値切り下げラインを突破して買うときには陽線確定まで待って
エントリーですか?
結論から言うと、待つ時と、待たない時があります。
どちらが安全か。これは、待ったほうが安全です。
ただし、足確定まで待つと、損切りまでの幅が広くなったり、利食い
幅が少なくなります。ただし勝率は上がる。足確定前のエントリー
は、損切りが近い、利食い幅が大きいが、勝率は下がる。
で、待たない時はどういう時か。これは、相場の勢いが強い時です
ね。
ロウソク足がすごい勢いで伸びている時(曖昧ですみません)は、
足確定前にエントリーすることもあります。
どちらがおすすめか。
まずは、足確定後のエントリーで、慣れることをおすすめします。
ある程度、ロウソク足の勢いというのがわかるようになってきたら、
足確定前のエントリーも狙っていけばいいと思います。
②番
2、例えば1でエントリーする時 買いなので エントリーをする
時間軸の足ではミドルバンドの上でないといけませんか?
僕の考えですが、トレンド環境での買いなら、ミドルバンドより上で
エントリーできる場面に絞ったほうがいいと思っています。
そもそも、ミドルバンドを下回るということは、買いの圧力が低下
していることを意味しているので、買いでエントリーするのは不利
といえます。
これは先程も書きましたが、トレンド環境下の場合です。
レンジの場合は、ミドルバンドはあまり意識しません。
買いで入るなら、やはり買いの圧力が強い場面が当然一番
いいわけです。
そうなると、エントリーする時というのは、必然的にプライスが
ミドルバンドの上にある場合が多いとも言えますよね。
③番
3、水平線に引き付けて少し逆張り的にエントリーする時が見受け
られますが その場合はラインに引きつけてエントリーしますか?
それとも買いの場合だと陽線が確定したから買いエントリーとなり
ますか?うまく説明できませんが 最終的なエントリーポイントが
どうしても知りたかったものですからメールをさせて頂きました。
これは、①番とかぶりますが、その時の状況によります。
僕の場合、買いのケースを例に説明すると、水平線に引きつけて
陽線確定前にエントリーすることもありますし、陽線確定まで待つ
こともあります。
この判断基準ですが、相場の勢いであったり、長い時間足の相場
環境であったり、いろいろと加味した上で判断しています。
なので、”こうするべき”という答えはないと思います。
足確定後、前のエントリーそれぞれのメリット、デメリットを理解した
上で、どちらが自分に向いているかで決めるべきだと思いますが、
最初は①番同様、足確定後のエントリーに絞っていいんじゃないかな
と。
当然足確定まで待ったほうが、含み損を抱えることは少なくなり、
勝率も上がります。
ただし、損切りまでの幅が広い、利食い幅が少なくなるというデメリット
もあります。
とはいっても、最初は勝ち癖をつけることが大事になってくるので、
足確定後のエントリーでOKでしょう。
さて、少し長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。
今回の内容に関連したことで、ここがまだわからないな~とか、
全然関連性はないけどこれが聞きたいとかあれば、
こちらからか、コメントで気軽に聞いてくださいね。
ではでは。
みつしろ
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