おはようございます。みつしろです。
よく、「みつしろさんと同じ時間帯にチャート見てたのに、みつしろさん
のエントリーポイントは気付きませんでした」
っていう趣旨のメールを貰ったりします。
つまり、まったく同じチャートを見て、
全く同じ情報を脳内に取りこんでいるにも関わらず、
人によって見えるものが違うわけです。
例えば僕がエントリーチャンスだと思う場面でも、
他人からみたら見送る場面だったり、
僕が見送る場面だと思っても、
他人から見たら絶好のエントリーポイントだったりすると。
じゃなんでこんなことが起こるのか。
この現象をちょっとわかりやすく説明するために、
とある絵を見てもらいたいと思います。
このページに飛んで、
①と②の絵を見てください。
http://andornot.blog.shinobi.jp/Entry/154/
どうです?見ましたか?
たぶん②の絵はほとんどの人が知ってるんじゃないでしょうか。
まず、
①番の絵ですが、これわかりましたか?
一見湖畔に立つカップルの絵にしか見えませんが、
ちょっと視点をズラすと、
赤ん坊が浮き出てきます。
②番は有名ですよね。
若い女性にも見えれば、
同時に老婆の顔にも見えます。
で、
冒頭に書いたチャート現象も、
このだまし絵と原理は同じです。
まったく同じ情報を受け取っているのに、
見えてるものが違うわけですね。
じゃどうすれば、
対象を別の角度から見れるようになる
のか?
例えば②番の絵。
一見するとただの若い女性にしか言えないわけですが、
焦点を若い女性の顎、つまり老婆の鼻の部分におくこと
によって、
まったく違う絵に見えます。
つまり、
ポイントは、”どこに焦点を置くか”ですね。
順張り目線でチャートを見るのか、逆張り目線で見るのか。
これだけでも見えてくるエントリーポイントってのはまったく
変わってきます。
これは論理的に考えれば当たり前の話で、
基本的に逆張りの損切りポイントが、順張りでは絶好のエントリー
ポイントになったりするからです。
今回見てもらっただまし絵同様、
チャートも、それを見た人によって見え方が変わるのは当たり前で、
エントリーポイントの正解は一つではないんです。
極端な話、
10人のトレーダーがいれば、
10通りのエントリーポイントが考えられるはずです。
ということはですよ、
これらの事実を踏まえた上で、大事なことは何かというと、
”自分”が”どこに焦点を置いてチャートを見るか”ってことです。
若い女性と老婆の絵のように、
鼻に焦点を置いた途端、急に老婆の顔が浮かび上がりました
よね?
チャートもちょっと視点を変えれば、
まったく 違う風に見えます。
だから、
自分がどこに焦点を置いて見るのか、
”相場のどのポイントを狙いにいっているのか”
を明確にすることです。
ここがしっかりできれば、
自信を持ってエントリーポイントを絞り込めるようになります。
例えば先日メルマガで配った対談音声に
出演してもらったトレーダーSさん。
彼は完全なるトレンドフォロワーです。
逆張りのエントリーポイントとか眼中にありません。
だから、
チャートを見る時も、
順張りでエントリーできるポイントしか見えてないと
思うし、見てないと思います。
だからこそ、
迷うことなくチャンスの場面で自信を持ってエントリー
できるんだと僕は思ってます。
後は、
よりよいエントリーポイントをばるべく多く見つけれる
ようになるためには、
それなりの経験と、引き出しの多さが必要になって
くるわけで、
そこはもう量と時間でカバーするしかないです。
なので、
繰り返しになりますが、
まずは一つ。
一つに焦点を当てることが大事です。
———-お知らせ———–
さて、
ここでちょっとお知らせです。
僕の知人にYoshiさんという方がいて、
メンタル系のブログをやっているんですが、
今日はそのブログを紹介したいと思います。
Yoshiさんも元々FXをやられていて、
そこでメンタルの重要性に気付き、どうやって
メンタルをコントロールしていけばいいのかを
徹底的に追求してる人です。
セルフコントロールという点で、
非常に参考になる部分が多いブログなので、
時間ある時にでも除いてみてください。
「悟りの書~Road to Awakening~」
http://ameblo.jp/0329yoshi/
僕のお気に入りの記事
「行動が思考を創り、思考が行動を創る」
http://ameblo.jp/0329yoshi/entry-11259043721.html
ということで、
今日は以上でーす。
ではでは!
みつしろ
-----------------------------------------------メールが届かない場合はこちらをお読みください
こんにちわ。
今回の内容に「あ!!」と思いました。
常に「同じチャートを見ているのに、自分には見えないものが他の人には見えている。
何が見えているのだろう」と思っていました。
そして今回の内容を読んで、納得でした。
どこが駄目だったのか、少し解ったような気がしました。
1時間足では上昇中にも関わらず、その押し目を作る過程の下降に振り回されて
「今は下降中だから、売りエントリー」との解釈で負けてしまうということが
多々あります。
きっと心の中で「取れるんじゃないか、このまま下降していったら大きく取れるなぁ」
との願望があるからだと思うのですが。
この考えがそもそも間違っていると感じました。
個人の願望でチャートは動いてくれませんものね。
トレンドフォローの考え方をしたいのですから押し目を作っているのだという解釈が出来るように
なると結果が変わってくるのだと思うのですが。
お恥ずかしい話ですが、欲に負けているのですね。
チャートの動きは個人でコントロール出来ないけれど、自分自身のことなら心がけ次第で何とか
なりますよね(エントリーポイントまで待つとか、ポイントを絞るとか)
まだまだ知識の点と線がつながらないような状態ですが、学習を続けていきたいと思います。
長くなりましたが、まだまだ暑い日が続きますが、お身体に気をつけてお過ごしください。
by na-ga
こんばんは。
最近みつしろさんのブログに出会い、勉強させていただいております。
この土日もトレード動画三昧でした!
さて、最近疑問に思った事がありましてさっそく質問させていただきます。
これはホントに初心者目線というか一般消費者感覚の見方なんですが、
ドル/円のラウンドナンバーについてです。
先日90円も突破した訳ですが個人的に「おやっ?」と思ったんです。
けっこうズブズブと90円に突入し出たり入ったりという動きに見えました。
それまでは、長いヒゲをつけて反発するとか、強力なレジサポになるとか、
そんなイメージを勝手に抱いていたんです。
遡って見てみると80円でも似た様に見えました。
ラウンドナンバーというのはややファンダメンタルな見方なのでしょうか。
(ファンダメンタル分析およびそれに基づくトレードをしているわけではありません)
あるいは、80円台で仮に売りポジションを持っている市場参加者が、90円での損切り
を若干深めに設定している?(大抵のトレードでもレジサポを背負っていればライン
ピッタリではなく+αに損切を位置するとは思うのですが、、)
よろしければ、みつしろさんのお考えをお聞かせ下さい。(お時間のあるときで)
関東でも積雪の予報が出るほどの寒さです。
みつしろさんもお体にお気を付け下さい。