FXで勝てるようになるための道中には、本当にたくさんの
障害が存在します。
どういった手法を使うのか、何の通貨ペアを取引するのか、
順張りが向くのか逆張りが向くのか、
利食いはどこでするべきか、トレンドをどう認識するか、
勝率を高めるにはどうすればいいのか・・・
上げれば切りがないほどたくさんありますが、上達するため
には、目の前の問題を一つずつ潰していく以外にありません。
目の前の問題に気付いているのに、そのままにしていつか
解決する日がくるだろうと思ってしまいがちですが、
残念ながら、そうそう簡単に、無意識のうち
に”気付いたら”解決していたということはありません。
これはトレードに限りらず、実生活でもそうではないでしょうか。
例えば、朝起きられないという悩みがあったとします。
朝しっかりと起きたいのに、いざ朝をむかえるとなかなか布団
から出れず、二度寝してしまう。
”朝起きられない”という目の前の問題に気付いているけど、
でもいつか起きられるようになるだろう、と思ったところで
果たして本当に起きられるようになるでしょうか?
たぶんならないでしょう。
朝しっかり起きられるようになるためには、やはりそれを解決
するための工夫と行動が必要です。
夜寝るのが遅いのか、寝付きが悪いのか、
問題点を洗い出し、その原因を取り除いていかなければいけません。
そういった努力の先に、
”朝起きられるようになる”
という結果がついてきます。
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さて、話はトレードに戻りますが、勝てるようになるための道中に
存在する障害の中で、ほとんどすべての人が突き当たるものが
あります。
それは、
”損切り” です。
一口に損切りといっても、実はその症状は様々です。
まず、損切りそのものが出来ないケースです。これはトレード
を始めたばかりの初心者の方に多いです。
でも、実はそこまでたちが悪い問題ではありません。
最初の段階で、損切り自体ができないことはよくあることなので、
なぜ損切りしなければいけないのかという理由を学習し、
しっかりと練習をすれば、徐々に”損切り自体”はできるように
なってきます。
やっかいなのはもう一つの症状です。いいでしょうか。
それは、損切りはできるけど、1回1回の損切りが深すぎて、
それまで積み上げてきた利益を吐き出してしまう、いわゆる
です。
今回の連載では、この”コツコツドカン”に絞った処方箋を
ご紹介していきます。
損切りが浅すぎて、小さい損ばかり積み上がってしまういわゆる
”損切り貧乏”
に関しては、また別途連載を書きますのでお楽しみに!
さてさて、損切りはできるようになったのに、トータルで勝てるように
ならない。
これは、悩んでいる当人にとってはかなり深刻な問題です。
勝率もある程度上がってきた、勝てるエントリーポイントが
少しずつわかってきた。
でもたまに出る1回の損切りでほとんどの利益を吐き出して
しまう。
これはけっこうよくある悩みです。でもなかなか解決策が
はっきりしないのが現実です。
実は僕も、まったく同じ悩みを持っていました。
今でこそ1日のトレード回数は1日数回ですが、昔は超短期
スキゃルで数十回から数百回のトレードを繰り返していまし
た。
コツコツと利益を積み上げていくわけですが、
変な欲が出てエントリーしたりして、逆行されるわけです。
そして泣く泣く損切りするのですが、
気付くとその日に積み上げた利益のほとんどが消えてしま
っている・・・
最悪マイナスなんてこともありましたよ。
これは本当に凹みます。一体何やってるんだろう・・・
そんな気持ちによくなっていました 笑
そんな僕でしたが、
”あること”に気付いてから、深い損切りというのはほとんど
でないようになりました。
それだけではなく、勝率と、1回のトレードの利益率も、それまで
に比べ、格段に向上しました。
では、一体何をしたのか。
実はすでに他の記事で書いていることなんですが、何かわかり
ますか??
コツコツドカンになりやすいトレードスタイル、またほとんどの人が
陥ってしまう誤った対処法と合わせて、
「コツコツドカンへの処方箋②」でお伝えしますね。
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