こんばんは。
みつしろです。
今日は僕の過去の話しを少し語ろうかなと思います。
プロフィールを読んでくれているならもう知っている
かもしれませんが、
僕は元々FXのトレーダーではありませんでした。
いや、ちょっとこれだと語弊がありますね。
2006年に証券会社に入社したわけですが、そこで初めて
売買したのはFXです。
なので、駆け出しはFXだったのですが、1社目の証券
会社ではまーーーったく勝てず、
ボロボロになってわずか8ヶ月くらいでしょうか?クビに
なりました。
その後2社目に入社した外資系運用会社で、試用期間
3ヶ月目ぎりぎりでようやくプラスを出せるようになり、
本格的にトレーダーとしての道を歩き始めたわけです。
それからは、月数百万の利益をコンスタントに出せる
ようになり、しばらく安定期を過ごしてたんですね。
当時主に売買していたのは、取引高世界一と言われる
アメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の金、
原油、債券、株価指数諸々。あと為替先物も。
当然勝てるようになってからも、勉強は継続して続けて
いました。
というのは、当時月の利益がある程度のところまでは
いくのですが、どうにもその壁を越えることができない
という新たな悩みにぶつかっていたわけです。
昔は全然勝てなくて、どうすれば勝てるんだろう?という
のが一番の悩みだったんですが、
人間成長すると、悩みの質も当然変わってくるわけです
。
あ、ちなみに人間である限り、悩みが尽きることはないと
思っています。当然かもしれませんが。
今仮に思い描いている理想の自分を実現できたとしたら、
どんな素晴らしい世界が待ってるんだろう、
なんて思ったことありませんか?
僕はありますし、今でも思ってます。
そんな理想の自分を実現したら、今抱えている悩みがす
べて解決するって思っちゃう場合が多いですが、
実は、その理想の自分になったらなったで、また新たな
悩みがどんどん次から次へと出てくるわけです。
でも、これはすごい大事なことじゃないかなーと。
悩みがあるってやっぱり大事ですよ。大事というか尊い
ことです。
悩みがあるから行動するし、考えるし、努力するんだと
思うんですよ人間って。
悩みが尽きたら、そこで成長も止まる。
これは真理だと思います。
歩みを止めた時点から、現状維持ではなく、後退が始まる
わけです。
なぜかというと、周りの環境、人、世界は動き続けているから。
話が少々それましたが、
勝てるようになってからも勉強を続け、日々向上を目指して
トレード業に明け暮れてました。
旅行に行くときもトレード本をカバンに詰めこんで、飛行機の中
やホテルで読んでましたし、相場系のDVDとか見まくりました
ね。
で、いかにも順調に勝てていたと思われるのもあれなので、
本当のことを書きますが、
やっぱり一時的に勝てなくなった時ってあったんですよ 笑
本当ですよ!
それがリーマン・ショックの後です。
確かリーマン・ショックが起きたのは2008年ですよね。
マーケットのボラティリティは過去に例をみないほど高くなり、
僕が当時売買していた銘柄達の1日の変動幅は、とんでも
ないことになってました。
FXのpipsで言うと、1日1000pipsとか平気で動いてましたからね。
当時逆張りを得意としていた僕にとっては、とんでもなく美味しい
相場でした。
まさに取り放題。400pips上がって、200pips下げるみたいな動き
が当たり前でした。
さらに自動発注ソフトを使い、1日に何十、何百と注文を出し、
小さい利鞘を取っていく通称アルゴリズムトレードも同時に
やってました。
ほったらかしで1日数千ドル普通に稼げましたね。
そしてリーマン・ショックが収束に向かい、相場のボラも少しづつ
小さくなっていきました。
そこから徐々に月間の収益率も落ち始めたわけです。
なぜか?
そう、当時の僕は、勝てていることだけに有頂天になっており、
なぜ勝てているのかという本質的な部分をまったく理解
していなかったわけです。
その”ある事実”に気づいた時、今までに体験したことのない恐怖
を感じたのです。
なぜ自分が2007年、2008年とトントン拍子で勝ててこれたのか。
そして、その理由を知った時、なぜ恐怖を感じたのか。
その”事実”はまた次回にでも。
つ・づ・く
みつしろ
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